DATE: 2022 August – December

TOOL: illustrator, Blender, HTML/CSS, JS, TouchDesigner, Logic Pro

WORK: Kinetic Wall Festival 2022

ROLE: Art Direction + Design + Front-end (GUI) + Sound

感情を映像、音の2つに変換して映し出し、新たなコミュニケーションの場として活用することを目的とした作品である。

人は相手とコミュニケーションを取るときに、より良い情報伝達をする判断材料として表情で感情を読み取る。しかし昨今、表情はマスクによって隠されてしまい、コミュニケーションをするのが難しくなってしまった。今回我々は、その見えなくなってしまったものを別の形で表現し、新たなコミュニケーションを生む一つのツールとして考えた。

When communicating with others, people read emotions through facial expressions as a decision-making tool to better convey information. However, these days, facial expressions are hidden by masks, making it difficult to communicate. In this project, we have come up with a new tool to express what has become invisible in a different way and create a new form of communication.

作品
TouchDesigner, WebSocketを用いて通信、投影がされる。(実装はチームメンバーが担当)
画面がドラスティックに変化していく様子、自身の内面が視覚化される気持ちよさの探求を行いつつ制作を行った。
Sound
今回の作品に合わせてサウンドのデザインを行った。
体験者の感情に合わせて音が重なり、変化していく。
GUI
操作のためのタッチデバイス。ボタンを押すことで信号が送信される。
3Dイラスト、感情の選択ボタンに動きを持たせ、作品をより演出するインターフェースとして設計を行った。
展示台
上面にタッチデバイス、側面にセンサーを配置し体験者の感情をインタラクティブに作品に反映できるようにした。
今後、プロジェクター、PC、バッテリーなどを台に内蔵させることで自立型のデバイスとして機能するように考えている。